韓国Samsung Electronicsも音声認識スマートスピーカーを開発中であると、米Wall Street Journalが7月4日(現地時間)、複数の情報筋の話として報じた。
搭載する音声AIは、Samsungが3月に発表した「Bixby」で、スピーカーのコードネームは「Vega」。
SamsungはBixby発表の際、将来的には同社のあらゆる電気製品がBixbyに対応し、ユーザーは音声だけでエアコンやテレビを操作できるようになるとしていた。
Bixbyは当初、「Galaxy S8/S8+」にプリインストールされるはずだったが間に合わず、5月に韓国語版が公開された。英語版は上半期中に公開するとしていたが、遅れている。
Wall Street Journalの記事は、Samsungが1年以上前からVegaを開発中であるということ以外には機能や発表時期などについては触れていない。
米Amazon.comが「Alexa」搭載「Amazon Echo」で端緒を開いたスマートスピーカー市場には既に米Googleの「Google Assistant」搭載「Google Home」、米Microsoftの「Cortana」搭載の(Samsung Electronics傘下のHarman Kardon製)「Invoke」がひしめいている。さらに今秋には米Appleの「Siri」搭載「HomePod」、LINEの「Clova」搭載「WAVE」が登場する予定の他、アンディ・ルービン氏の新興企業も「Essential Home」を発表(発売時期は不明)している。
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