韓国Samsung Mobileは5月1日、4月に発売した「Galaxy S8」および「Galaxy S8+」のアップデートで音声AIアシスタント「Bixby Voice」を利用できるようにしたと発表した。
「Bixby」は、Samsungが独自に開発したAIアシスタント。「Bixby Voice」「Bixby Home」「Bixby Vision」の3つの機能があり、HomeとVisionはGalaxy S8/S8+にプリインストールされている。
Bixby Voiceは、Appleの「Siri」やGoogleの「Google Assistant」のように音声での質問や命令に対応する機能だ。ホットワード(Hey SiriやOK Googleに当たる起動用の言葉)は「Bixby」で、Galaxy S8/S8+では端末側面にある物理ボタンを押しながら話すことでも命令できる。
まずは約3000のタスクをサポートする。天気予報や予定表などの確認の他、例えば電話の着信中、「Bixby、スピーカーフォンモードで電話に出て」などと命令できる。
Samsungは、上半期中に英語にも対応するとしている。日本語については触れていない。
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