LINEはこのほど、ユーザーの属性に合わせたニュース表示を行う方針を明らかにした。LINE上で使用したスタンプや利用しているアプリなどの情報を参考に、適したニュースを表示するという。
使ったスタンプやアプリのほか、興味のあるコンテンツ、フォローしている公式アカウント、過去に閲覧した記事などを分析し、最適なニュース表示に生かす。
電話番号やメールアドレス、アドレス帳、トークなどの機微な情報は含まない。情報は統計的に処理し、特定の個人を識別したり、個人を識別可能な情報を広告主など第三者に提供することはないとしている。
また、「ニュースタブ」トップページを刷新し、どのニュースをトップページに載せるか決める「編成権」の一部をメディアに開放する「オープンキャスト」も始めた。LINEが選んだ記事とともに、各メディアが選んだ記事が、トップページに表示される。
14日からは、LINE NEWS初のテレビCMも放送する。
LINE NEWSの3月時点での月間利用者数は、全LINEユーザーの約87%・5900万人にのぼるという。LINE NEWSでは2015年12月から、「LINE」公式アカウントを使ったニュース配信機能を外部メディアに開放する「LINEアカウントメディア プラットフォーム」を展開するなど、メディアへの機能開放を進めてきた。
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