10代女子の約半数は「自分が使うスマートフォンの通信キャリアが分からない」──GMOメディアがこのほど実施した「格安SIM/格安スマホに関する調査」で、こんな結果が出た。
調査は6月27日〜7月10日、スマホを持つ10代女子1367人を対象にネット上で実施した。回答者の約50%が中学生、約45%が高校生。OS別に見るとiPhoneが約59.3%、Android端末が約38.0%だった。
約56.7%が「格安SIM/格安スマホがどういうものか分からない」と回答。実際に格安スマホを利用しているのは約8.0%にとどまった。利用理由は「親から言われて」(約58.2%)が最も多かった。
「格安スマホを利用したいか」には「どちらでもいい」との回答が約60.9%と最多。「利用したい/利用してみたい」は約20.1%、「利用したいと思わない」は約19.0%だった。
利用したくない理由は「分からない・特にない」(約37.7%)が最も多く、以下「今より使いにくくなりそう」(約34.3%)、「料金プランが分かりにくい」(約28.9%)などの意見が出た。
スマホ料金の支払いは、全体の約90%が「親」と回答。自分の通信キャリアを把握していないことや、格安SIM/格安スマホへの興味関心の低さなどから、10代の携帯・スマホ利用には親の意向が大きく関わっていることがうかがえる。
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