アイロボットジャパンは8月3日、ロボット掃除機「ルンバ」の新機種を発表した。スマートフォンアプリに対応する「ルンバ 890」(税別6万9880円)と「ルンバ 690」(税別4万9880円)を8月24日に発売する。
両機種ともWi-Fiを搭載。ハイエンドの900シリーズだけでなく、800・600シリーズでも初のWi-Fi対応となった。これにより、専用アプリ「iRobot HOME」(iOS/Android)と連携できる。
iRobot HOMEを使えば、外出先からスマートフォンなどでルンバを操作可能。例えば、清掃の開始、清掃完了のプッシュ通知、清掃状況の確認、スケジュール設定、清掃履歴の確認などを遠隔で確認できる。
3日に開催した記者発表会では、ボストンの部屋に置かれたルンバを発表会会場(東京都港区)から動かすというデモンストレーションを実施した。
アイロボットジャパン代表執行役員の挽野元社長は「シンプルであること」「自動であること」「個別最適化」という3つのビジョンを掲げ、「ロボットとデータの結び付き強化によるスマートホームの実現を目指す」と話す。
ちなみに「ルンバ 890」「ルンバ 690」の清掃機能について担当者に確認したところ、従来品と「大きな変化はない」とのことだ。
(太田智美)
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