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「ネット回線開設すればSwitch買える」 ヤマダ電機、「店員の不適切な説明」を謝罪

» 2017年08月09日 07時45分 公開
[ITmedia]

 ヤマダ電機は8月8日、一部店舗で店員が、「Nintendo Switchの単品購入はできないが、インターネット回線『Softbank Air』とのセットなら買える」と顧客に不適切な説明をしたとし、「店員に対する指導が不十分だった」と謝罪した。「当社はこのような販売方針は一切認めていない」としている。

画像 ヤマダ電機の謝罪文
画像 Nintendo Switch

 8月上旬ごろからTwitterなどで「ヤマダ電機にSwitchを買いに行ったら、『単体購入はできないが、ネット回線を開設すれば購入できる』と説明を受けた」との報告が複数のユーザーから投稿され、「不適切な売り方では」「独占禁止法で規制されている抱き合わせ販売に当たるのでは」と批判を集めていた。

 同社にも顧客から、「Switchの単品購入はできないが、Softbank Airとのセットなら購入できると店員から説明を受けた」との連絡があったという。ヤマダ電機店舗では6月から、SwitchとSoftbank Airを同時購入した客に、Switch用ソフトをプレゼントするキャンペーンを、任天堂・ソフトバンクと共同で実施しているが、「Softbank AirとのセットならSwitch本体を購入できる」といった売り方は「一切認めていない」としており、店員の「不適切な説明」だったと謝罪した。

 Switchは品薄が続いており、家電量販店では抽選販売を行っている店舗が多い。7月にはビックカメラ水戸駅前店で欠番した抽選券が当選し、同店が「不手際により一部の番号が欠落していた」と謝罪する騒動があった。

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