AIを搭載するコンセプトカーは、三菱自動車も勝負をかける。初披露する「e-EVOLUTION CONCEPT」はSUV(スポーツ用多目的車)タイプのEVで、車載AIが道路状況やドライバーの意思を読み取り、運転技量によらず、安全なドライビングをサポートする考えだ。
同じく安全運転支援では、SUBARUがスポーツセダンのコンセプトモデル「SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」を披露。同社の運転支援システム「アイサイト」を搭載し、自動運転技術が普及する将来を見据える。
一方、日産自動車が披露するEV「LEAF NISMO Concept」は、10月発売の新型リーフのNISMO仕様(モータスポーツ)。同じくNISMO仕様のミニバン「セレナ」、12月下旬発売の「スカイライン」も展示する。自動運転技術やEVを活用する指針「ニッサンインテリジェントモビリティ」に沿ったコンセプトカーも初披露を予定している。
マツダは、次世代商品群の先駆けとなるコンセプトモデルを投入。ガソリンエンジンとしては世界で初めて「予混合圧縮着火」(HCCI:Homogeneous-Charge Compression Ignition)の実用化にめどをつけた「SKYACTIV-X」と、次世代車両構造技術「SKYACTIV-Vehicle Architecture」を採用するという。
また、ドライバーとクルマの関係を、まるで愛馬と心を通わせるかのように「命あるもの」にするのを目指す「魂動」(こどう)の新デザインも提案する。
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