ブリヂストンは、空気が入っておらずパンクの心配がない自転車用タイヤを、第45回東京モーターショー2017(10月27日〜11月5日、東京ビッグサイト)に出展する。
タイヤ側面に樹脂製のスポークを張り巡らせる技術「エアフリーコンセプト」を応用したタイヤ。波打ったスポークが強度と柔軟性を両立し、タイヤの荷重を支えるという。樹脂はリサイクルが可能で、資源の効率的な活用につながるとしている。19年の実用化を目指す。
このほか、ソーラーカーレース「ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」に参戦したチームに提供した、低燃費技術「ologic」を採用するタイヤも公開。タイヤの直径を大きく、充てん空気圧を高圧化することで、タイヤが路面と接する部分で変形するのを抑える一方、タイヤの幅を薄くし、空気抵抗を軽減して燃費を向上させたという。
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