ソフトバンクグループと米Uberとの100億ドル(約1.1兆円)規模の取引が間もなく成立すると、米Bloombergが11月12日(現地時間)、この件に詳しい情報筋の話として報じた。両社はここ数週間交渉し、12日に契約に署名すると情報筋は語った。
ソフトバンクは米投資会社Dragoneer Investment Groupなどと共に少なくとも10億ドルを出資し、最高90億ドル分のUberの株式をテンダーオファーで買収するという。株式買収にはDST Globalや中国のTencentなども参加すると情報筋は語った。
この取引の条件として、大株主Benchmark CapitalによるUber創業者で取締役のトラヴィス・カラニック氏の提訴の保留が含まれるという。取引成立後、Benchmarkは訴訟を取り下げる見込みだ。カラニック氏は自身の取締役としての地位を保てる。
ただし、テンダーオファーの成立も前提条件になっており、ソフトバンクとそのパートナーらが同社の15%以上の株式を獲得できなければ頓挫する可能性があると米Recodeは報じた。
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