11月15日に発売されると言われているAmazon Echo。その設定にはiOS、AndroidのAlexaアプリが必要だ。Alexaアプリは日本のアプリストアではまだ公開されていないが、USのApp StoreでダウンロードしてあったiOS版Alexaアプリに異変が起きた。
「アレクサ、ピカチュウと話したい」
ピカチュウがあなたの家に。ピカチュウ語がわかるようになるかも?
US向けAlexaの設定やスキルの指定を行うAlexaアプリが一部日本語表示され、その上部には日本版Amazon Echoのスキルとして発表されたピカチュウに関する情報が掲載された。
Google Homeにも「ねえグーグル、ピカチュウと話したい」と問いかけることができる。試してみたら、こんな返事が。
「ピカチュウから応答がありません。しばらくしてからもう一度試してください」
GoogleからAmazonへお引越しの途中なのだろうか?
Alexaアプリのトップに表示されるスキルは時間をおいて切り替わっていく。2番目に表示されるのは、初音ミクとの会話を実現する「Hey MIKU!」。
「アレクサ、Hey Mikuをスタート」
日常の一コマを、初音ミクと共有しましょう。
ピカチュウと違い、ミクは今のところAmazon専属だ。電脳世界とミクの相性はいい。例えば「Tell Your World」のCM。そういえばあれはGoogleだったな。うっ、頭がっ!
Amazon.co.jpが3番目に推してきたスキルは、Google Homeで「今日はどんな日?」に相当するもの。
「アレクサ、何かある?」
忙しいあなたにも、気になる情報をAlexaがクイックにお届けします。
英語だと隠しコマンドとして人気の「What's up?」だろうか。もしも英語版と同じだとすれば、現在時刻、天気予報、今日のスケジュール、ニュースなどを教えてくれるはずだ。
4番目はパスタタイマー。なぜラーメンタイマーではないのか。
「アレクサ、パスタタイマーを設定して」
Alexaがいれば、お料理中でも声でタイマーをセットできます。
料理中、手がふさがっているときにタイマーを動かせるのは他のスマートスピーカーも同じだが、Alexaのタイマーは一味違う。
タイマーに名前をつけて複数を並行して動かすことができるのだ。例えばパスタをゆでるだけではなく、同時にソースの料理をしたり電子レンジを動作させたりすることを考えると、複数のタイマーが便利なのだ。料理はマルチプロセッシングなので出番が多そうだ。
5番目は音楽。
「アレクサ、楽しいJ-POPをかけて」
Alexaと、その日の気分で気軽に音楽を楽しみましょう。
Amazon Echoは月額380円で4000万曲にアクセスできるAmazon Music Unlimited、Amazon Prime会員向けの特典として100万曲を聴けるAmazon Prime Music、さらにSpotify Premiumやdヒッツなどが利用できる。
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