経済産業省と国土交通省は12月13日、石川県輪島市の一般公道で国内初の車両内無人による自動走行の実証評価を18日に開始すると発表した。実証に用いる車両は、産業総合研究所に委託して開発した自動運転レベル4相当の技術を搭載した車両。遠隔にいる運転者の監視・操作の下で実施する。
国土交通省北陸信越運輸局は1日、遠隔自動運転車両の基準緩和を国内で初めて認定。その認定を基に、警察庁が「遠隔型自動運転システムの公道実証実験に係る道路使用許可の申請に対する取扱いの基準」を策定し、12日に車両内無人を前提とした走行審査を石川県警察本部が行った。
両省では、20年に無人自動走行システムの移動サービス実現を目指し、高度な自動走行システムの社会実装に向けた研究開発や実証事業を実施している。
(太田智美)
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