20代の1割以上が「恋人などであれば『自身の性的な姿を撮影した写真や動画』をSNSで共有しても構わない」――スマートフォンなどスマートデバイス利用者を対象にしたIPA(情報処理推進機構)の調査でそんな結果が出た。
スマートデバイス利用者の7.4%が「恋人など非常に近しい間柄」、7.0%が「現実でも面識のある友人・知人」、3.6%が「SNS上だけの友人・知人」に、自身の性的な写真や動画をやりとりしてもいいと答えた。特に20代は、11.3%が「恋人など」と共有しても構わないという結果だった。
またPC利用者は、5.3%が「恋人など」と共有してもいいと回答した。
IPAは、ネットを介した写真や動画のやりとりは、リベンジポルノなどのリスクがあると指摘。「一度でも流出してしまうと、完全に回収、消去するのは不可能。安易なデータの提供は避け、原則としてネットを介したプライベートな写真や動画のやりとりを行わないのが賢明」と注意を促した。
調査は、2017年9月21日〜9月27日にネット上で実施。PC利用者5000人、スマートデバイス利用者5000人の回答を得た。
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