iPhone 7/7 Plus以降のiPhoneを買うとLightning-アナログイヤフォンジャックへの変換アダプターがパッケージに同梱されている。これをiPhoneのLightning端子につなぐと、今まで愛用していたイヤフォンがそのまま使える。これがメリットとはいえないが、現状維持は可能だ。
アナログイヤフォン端子のないAndroidスマホでは、筆者が知る限り「HTC U11」、「Moto Z」にはUSB Type-Cからアナログイヤフォンジャックへの変換アダプターが同梱されている。ソニーがグローバルモデルとして発表した「Xperia XZ2」「Xperia XZ2 Compact」にも同様の変換アダプターが付く予定だ。
デジタルーアナログ変換アダプターの弱点は、上記のスマホを普段から使っている方の多くがもう経験していると思うが、外に持ち歩いているときに「なくす」「忘れる」などのリスクが付きまとうこと。いくら小さくて軽いアクセサリーとはいえ手荷物が1つ増えることはストレスの原因になる。
またiPhoneの場合は付属する変換アダプターを付けると音が悪くなるという声もある。アダプターにはデジタル音声信号をアナログに変換するチップ(DAC)が入っているが、性能的にいまひとつという評価だ。いっそのことハイレゾDACを内蔵するウルトラゾーンの「NAOS」は抜群に音が良くてサイズもかさばらないので、これをアダプター代わりに使う手もある。
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