社会問題について発信するWebメディアを運営するチャリツモ(東京都荒川区)は4月23日、数字とイラストで社会問題を伝えるかるたのクラウドファンディングを「Ready for」で開始した。目標金額は100万円で期限は6月7日。
LGBTやシングルマザーの貧困、40代以上の引きこもりなど、さまざまな社会問題を扱う。表面は数字とイラストで構成し、裏面に説明文を記載する。
例えば、「あいしてる ただそれだけを いいたくて どうしてこんなに むずかしいんだろう」(LGBT)、「いくつもの しごとかけもち せわしない よういくひもなく そだてるははよ」(シングルマザーの貧困)、「つきひたち ますますそとに でられない そろそろあたらしい ゲームほしいな」(40代以上の引きこもり)──といった具合だ。
チャリツモによると、イラストやデザインは自前で用意できるが、3000セットのかるたを作る印刷費が100万円以上かかるという。印刷費の一部をクラウドファンディングで集め、支援者に完成したかるたを郵送する。寄付額は2000円、1万円、3万円、10万円。金額に応じて、完成品のかるた以外の特典を用意する。
「子どもたちに楽しく社会問題について知ってもらうため」(チャリツモ)に、かるた販売を決めたという。内容理解を含めると、対象年齢は小学校5年生以上を想定。
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