JR東日本は5月23日、東北新幹線「E5系」1編成で、無料の公衆無線LANサービスを24日から提供すると発表した。訪日外国人向けに整備したが、メールアドレスを登録すれば誰でも利用できる。
これまで駅構内で提供してきた「JR-EAST FREE Wi-Fi」を、新幹線車内でもシームレスに使えるようにする。SSIDは「JR-EAST FREE Wi-Fi」。1日に何回でも利用できる(1回の接続時間は3時間)。携帯電話の電波を使用しているため、一部トンネル内や山間部では利用できない場合がある。
大規模災害が発生した場合は、登録なしで誰でもインターネットが使えるように開放するとしている。
同社は、秋田新幹線「E6系」、北陸新幹線「E7系」、山形新幹線「E3系」でも、19年5月までに、全編成で同様のサービスを導入する計画だ。秋田、北陸は18年5月から車両改修を進め、順次提供する。山形も18年度中に改修を始める。また、上越新幹線「E7系」では、18〜20年度にかけての新車投入に合わせて整備する。
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