英大手自動車メーカーFiat Chrysler Automobilesは5月31日(米国時間)、米Alphabet傘下の自動運転企業Waymoに最大6万2000台の「Chrysler Pacifica Hybrid」ミニバンを販売する追加契約を締結し、パートナーシップを拡大すると発表した。
Waymoが11月に発表した完全無人自動運転車による配車サービス向けだ。2018年下半期に納車開始の見込み。
Waymoは年内に、世界初の自動運転車による配車サービスを開始し、一般の人々がWaymoのアプリを使ってサービスを利用できるようにする計画だ。同社は既に、アリゾナ州フェニックスで運転席無人状態での自動運転車での公道走行テストを実施している。
両社はまた、FCAの一般顧客向け自動車に、Waymoの自動運転技術を搭載する可能性について話し合いを始めたことも発表した。
FCAとWaymoは2016年5月に契約を発表し、Pacifica Hybridベースの自動運転車を共同開発してきた。
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