コインチェックは6月7日、仮想通貨「NEM」(XEM)の出金と売却を順次再開すると発表した。「外部専門家による協力のもと、技術的な安全性などの確認が完了した」としている。入金や購入はできない。
コインチェックは1月下旬、外部から不正アクセスを受け、約580億円(当時レート)相当のNEMが流出。仮想通貨の売買や出金を停止し、安全性を確認次第、順次サービスを再開してきた。
4月にはマネックスグループがコインチェックを完全子会社化し、経営体制を刷新。マネックスグループの松本大社長は4月時点で、今後2カ月程度をめどに、サービス全面再開と仮想通貨交換業者の登録を目指すとしていた。
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