ディー・エヌ・エーは6月12日、10万点以上のアバター用3Dデータ素材(アセット)を無料で利用できるサービス「Avatar Play」(アバタープレイ)の提供を始めた。開発者が自社のゲームなどに組み込めば、アバター制作の手間を省ける他、ユーザーは対応するゲームで共通のアバターを使えるようになる。
第1弾として、プレイヤー向けのアバター着せ替えアプリ「Avatar Fit」(アバターフィット)と、VR(仮想現実)ゲーム開発者向けの導入支援ツール「アバターSDK β版」を提供する。プレイヤーがAvatar Fitアプリからアバターを変更すると、アバターSDKを導入したゲームアプリなどにも反映されるという。
「Mobage」(モバゲー)で提供してきた3Dアバターアセットを活用。アバターSDKはゲーム開発環境のUnityに対応する。現在はβ版のため、アバターSDKを利用するには同社の問い合わせ窓口から名前や法人名、用途などを記入して申し込む必要がある。
現時点では、VR ヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」のみ対応。他のプラットフォームにも順次対応するという。同社は「VR/ARコンテンツの開発ハードルを下げることで、3D市場の発展に貢献する」としている。
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