米Googleは6月12日、デスクトップ向けWebブラウザ安定版「Chrome 67」のセキュリティアップデートを公開した。数日から数週間かけて、Windows、Mac、Linux向けに配信する。
Googleのブログによると、今回のアップデートでは、中国の研究者から報告された1件の脆弱性に対処した。詳しい内容は現時点では非公開だが、「V8における境界外書き込み」の問題と説明され、危険度はGoogleの4段階評価で上から2番目に高い「高」と位置付けている。
この脆弱性を修正したデスクトップ向けChrome安定版の最新バージョンは「Chrome 67.0.3396.87」となる。発見者には賞金が授与されるが、金額は今後決定するという。
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