Oculus Go発売以来、切望されていた内蔵ブラウザの日本語変換が実現している。Oculus Goではリモコンでポイントすることでキーボードによる文字入力が可能だが、日本語変換はサポートされていない。だが、「Oculus Go ブラウザ 日本語変換ブックマークレット」を使うと、ブラウザで表示されているローマ字文字列をその場で日本語に変換してくれる。
開発したのは9ballsyndromeさん。このブックマークレットは6月3日に公開されている。
Amazon Prime Videoなどで目的のタイトルを探そうとしても日本語入力ができないためできなかったり、SNSにローマ字や英語で投稿していたOculus Goユーザーには朗報だ。
検索フィールドの中の文字列全体が変換対象となり、既に日本語が入力されている場合には上書きされる。一部だけを変換したい場合には半角コロンで日本語にしたいローマ字を囲んでブックマークレットを呼び出せば、その部分だけを変換できる。変換候補はブックマークレットを呼び出すことで最大5つまでの変換候補を表示する。Twitterなどの外部API呼び出しが制限されているサービスでは漢字変換ができず、ひらがなになるだけの場合がある。
さすがにこれだけで原稿を書くのはしんどいが、必要なものをWebの中で探すのには十分な機能。Oculus Goユーザー必携ツールと言えるだろう。
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