メルカリが6月19日、東証マザーズに新規上場した。午前9時の取引開始から買い注文が殺到し、午前11時13分に取引が成立、公開価格(3000円)を66%上回る5000円の初値が付いた。午前終値ベースの時価総額は約7172億円と、マザーズ市場でトップ。
メルカリの2017年7月〜18年3月の連結業績は、売上高が約261億円に対し、純損失は約34億円の赤字。広告宣伝費などで営業損失約18億円を計上している。
主力のフリマアプリ「メルカリ」は、累計ダウンロード数が日本国内で約7100万、米国で約3700万(いずれも18年3月時点)。一方、流通総額は日本国内が約3180億円、米国が約180億円(直近の4四半期分、17年4月〜18年3月分の合計)。日本で急成長している一方、米国では“これから”という状況だ。
また、日本国内ではブランド品に特化したCtoCマーケットプレース「メルカリ メンズ」や、シェアサイクルサービス「メルチャリ」を展開するなど、事業を拡大している。
18年7月〜19年6月の連結業績予想は、売上高が前年比62.2%増の358億円の見通し。
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