米Facebookは6月26日(現地時間)、“残りの40億人”にインターネットを提供するプロジェクトの一環である無人機(UAV)「Aquila」の開発を打ち切ると発表した。
Aquilaは、Facebookが2014年に立ち上げた、次世代インターネット構築に取り組む同社の研究所Connectivity Labが開発する太陽電池で飛ぶ無人機。上空6万〜9万フィート(1フィート=約30センチ)に滞空するAauilaのレーザー発信装置から地上のレーザー受信装置にレーザーを送ることで、通常の方法ではインターネット網の構築が困難な地位にインターネット環境を提供するという構想だった。
同社は昨年11月、仏Airbusと高高度擬似衛星(HAPS)の開発での提携を発表しており、今後はこうした取り組みに注力していくとしている。また、「Terragraph」などの技術開発も引き続き進めていく。
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