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もっと光を! 太陽光で充電できるBluetoothヘッドフォン

» 2018年06月29日 13時55分 公開
[ITmedia]

 アール・イー・ハヤシ(東京都品川区)は6月29日、中国「DTOOM」ブランドのBluetoothヘッドフォン「DT-SOLARX5」を国内で販売すると発表した。ヘッドバンド部に太陽光発電パネルを設け、音楽を聴きながら充電できる“変わり種”のヘッドフォン。7月上旬からヨドバシカメラなど大手量販店やネット通販で販売する。価格は1万5800円(税込)。

Bluetoothヘッドフォン「DT-SOLARX5」

 ヘッドバンドの上部にアモルファスシリコン太陽電池を備え、晴天(10万ルクス以上の光)なら430mAhの内蔵バッテリーを約14時間で満充電にできる。1時間ほどの充電でも約30分の音楽再生が可能だという。

 「日の当たる窓辺に置くだけ、装着して外を歩くだけでも充電できて、USB接続の煩わしさから解放される」(同社)。内蔵バッテリーによる連続駆動時間は約10〜12時間(音量50%時)で、もちろんUSBケーブルによる充電もできる。

日の当たる窓辺に置くだけで充電できる

 ドライバーは40ミリ径で、再生周波数帯域は20〜2万Hz。Bluetooth 4.1に対応し、コーデックはSBCの他、AACとapt Xもサポートした。同梱の1.2メートルオーディオケーブルを使って有線接続も可能だ。本体重量は約260グラム。

 アール・イー・ハヤシは、1986年設立の産業廃棄物中間処理事業者。近年、「地球環境を考える」という企業理念のもと物販事業部を立ち上げ、ソーラー充電式のLEDセンサーライトなどを販売している。

 その一環として中国・深センに本拠を置くSHENZHEN LUTU TECHNOLOGYのワイヤレス製品ブランド、DTOOMの日本総代理店業務を開始し、今回のDT-SOLARX5は第1弾商品。夏までには防水仕様のBluetoothイヤフォン「DT-BT568」やAAC対応の片耳Bluetoothイヤフォン「DT-81」をラインアップに加える計画だ。

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