「まるで実写にしか見えない」――全て3DCGで描かれた女子高生キャラクター「Saya」が登場し、話題を呼んだのは2015年のことだった。あれから約3年、現実世界でSayaにそっくりな“本物の女性”が現れ、ネット上をざわつかせた。
その人は、モデルの高山沙織さん。高山さんが7月初旬、Twitter上でSayaのコスプレ写真を披露したところ、2700以上リツイートされ(7月23日時点)、「リアルSayaだ」「Sayaが現実世界に出てきた」「Sayaと並べると、どちらが人間か分からない」といった声が上がった。
実は、高山さんはこれまでも“美女アンドロイド”として注目を集めたことがある。「東京ゲームショウ2017」を皮切りに、企業のプロモーション動画などでアンドロイドを演じてきた。「(アンドロイド役で)モデル人生が一変しました」と話す高山さんは、アンドロイドやSayaを演じ、何を感じたのか――。
今回、高山さんがプライベートで演じたSayaは、CGアーティストの石川晃之さん、友香さん夫妻のユニット「TELYUKA」(テルユカ)が作成した架空の女子高生。透明感のある肌、ふんわりとした髪の毛――などは、全て3DCGで作られ、ネット上では「実写にしか見えない」「本物の人間かと思った」と話題になったキャラクターだ。Saya自体にモデルとなった特定の人物はいない。
そんなSayaを演じたきっかけは「知人などから『Sayaに似ている』と言われたことでした」(高山さん)。周囲に勧められ、軽い気持ちで試したという。「衣装も簡単じゃないですか。制服を着て、ウィッグを被ればすぐになれます。しかも自撮りだったんですよ。ガッツリと準備したわけではありませんでした」
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