楽天は7月30日、飲食店情報サイトを運営するぐるなびと資本業務提携したと発表した。ぐるなびの発行済み株式の一部を取得し、9.99%を保有する第2位の株主になる。「ぐるなびポイント」を「楽天スーパーポイント」に統合するなど、両社のサービスの連携を進める。
ぐるなび会長の滝久雄氏の保有する株式の一部を、8月22日付で市場外の相対取引で譲り受ける。また、楽天が指名する取締役候補者を1人派遣する予定だ。
楽天は、「楽天スーパーポイント」など「楽天経済圏」(エコシステム)のオフラインへの拡大を進めており、飲食店もその重要な拠点と位置づけている。両社は今年3月、「ぐるなびポイント」を「楽天スーパーポイント」に交換できるサービスを始めるなど連携を進めてきた。
提携を機に、ぐるなびポイントを楽天スーパーポイントに段階的に統合するほか、ぐるなびの加盟飲食店で、決済手段として楽天カードや楽天ペイを表示したり、広告枠販売で協業したり、両社のデータを活用して新サービスを開発するといった取り組みを行う。
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