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「キラポケモン」の作り方、Niantic野村氏に聞いてみた

» 2018年08月02日 12時30分 公開
[ITmedia]

 今、「Pokemon GO」(以下、ポケモンGO)トレーナーの間で旬な話題といえば「キラポケモン」だろう。「ポケモン交換」の追加機能として7月24日に実装された新要素で、交換時に一定の確率で背景がキラキラと輝く「キラポケモン」になる。多くの場合でポケモンの個体値(能力)が上がり、強化に必要な「ほしのすな」も通常の半分で済むという。Niantic「Tokyo Studio」設立会見でポケモンGOのゲームディレクター、野村達雄氏と話す機会を得たので、キラポケモンにするコツを尋ねた。

ポケモンGOのゲームディレクター、野村達雄氏

 Nianticが現在公開している情報は、「長い間ポケモンボックスに保存されていたポケモン」を交換するとキラポケモンになりやすいということだけだ。熱心なトレーナーさんたちは、それ以外の法則性を見いだそうと日々検証を繰り返し、ネット上には「こうしたらキラポケモンになりやすい/なりにくい」という「仮説」があふれている。例えば「同じポケモンを交換すると確率が上がる」「同じ相手と交換し続けると確率が下がる」などだ。

キラポケモンになったラッキー。もとは「普通」評価だったが「言うことなしね」(最高評価)に。フル強化しても「ほしのすな」は7万5000ほどで済む

 そこでまず、同じ相手とばかり交換し続けると確率が下がるというのは本当か尋ねたところ、野村氏は「それはないです」と明確に否定。純粋に「いつのポケモンか」がポイントになるという。「長くポケモンボックスにいたポケモンのほうが良いようです。交換するポケモンの一方でも長くポケモンボックスにいれば、どちらもキラポケモンになる可能性が高くなります」(野村氏)。またキラポケモンになるときは、どちらもキラポケモンになることも確かなよう。一方だけキラポケモンになって気まずい思いはしなくて済みそうだ。

 しかし情報はここまで。「データを出すことができないわけではありません。しかし、ポケモンGOに限らず、ポケットモンスターシリーズは赤・緑の時代から、友だちとあれこれ情報交換する楽しみがありましたよね。われわれはそうした“体験”を重視しています」(野村氏)

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