米Microsoftは10月9日(現地時間)、6日に停止した「Windows 10 October 2018 Update」(バージョン1809)の問題を修正し、まずは「Windows Insider」コミュニティ向けにアップデート版の提供を開始したと発表した。
同社は4日にWindows 10 October 2018 Updateを公開したが、アップデート後に「ドキュメント」フォルダ内のファイルが削除されたという報告が複数あったため、公開を停止し、問題を調査していた。
問題を報告したユーザーは“ローリングアウト”を待たずに手動でWebサイトからアップデートをダウンロードしており、報告数はバージョン1809をインストールしたユーザーの100分の1パーセントだったという。とはいえ、データ消失は深刻な問題なので、すべての報告を完全に調査し、問題をすべて特定し、修正し、内部検証を実施したとしている。
調査結果についての説明は公式ブログを参照されたい。
同日、既にアップデートしてしまったユーザーに向けたアップデートファイル「KB 4464330」も公開した。
今後は、Insider向け再提供の結果やフィードバックを注意深く調査してから一般向けの再提供に進む計画だ。
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