シャープは10月15日、「CEATEC JAPAN 2018」(10月16〜19日、幕張メッセ)開幕に先立ち、初の8Kチューナー内蔵テレビ「AQUOS 8K」を発表した。60V型、70V型、80V型を11月17日に発売する。価格はオープンで、店頭では80V型が200万円前後、70V型が100万円前後、60V型は75万円前後(いずれも税別)。60V型はチューナー非内蔵タイプ(50万円前後)も投入する。
新しいAQUOS 8Kは、シャープが開発した広開口率の倍速駆動8K液晶パネル(120Hz駆動)を搭載。同じく新開発の映像処理エンジンで120Hz駆動時の補完映像生成や2K/4K映像のアップコンバートを行う。HDR(ハイダイナミックレンジ)対応の新バックライト技術を合わせ、ピーク輝度は従来モデル(LC-70X500)の4倍に達するという。「皆さん、8Kの映像にあっと驚くと思う」(シャープ執行役員 8Kエコシステム戦略推進室長の西山博一氏)
この他、AQUOS 8KにUSB接続して8K放送を約170時間録画できる外付けHDDや、最大22.2chの8K衛星放送をダウンミックスして立体音響を再生するサウンドバーなど周辺機器も11月以降に順次投入する予定。西山氏は「2020年度にはシャープが販売する60V型以上のテレビの半数を8Kにしたい」と胸を張った。
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