KDDIグループのSupershipは10月25日、毎週月曜日の午前中に有給の特別休暇を取得できる制度「Super Happy Monday」を11月1日に導入すると発表した。8〜9月に試験導入し、アンケート調査したところ、社員の満足度が高く、月間の労働時間も短縮できたという。
試験期間中に70.8%の社員が利用し、そのうち79.6%が「満足・おおむね満足」と答えた。期間中、毎回利用した集団と、 一度も利用していない集団の労働時間を比較したところ、有給休暇によって労働時間が約2時間短縮されても他の曜日の労働時間が増えることはなく、前年同月比でも勤務時間が34分短くなった。
また、利用した社員の91.5%は「業務上の不都合を感じなかった」と回答。不都合を感じた8.5%の社員からは「周囲の利用状況が分からないため、コミュニケーションロスが生じる」という不満の声が出たが、利用の事前周知をルール化することで改善するとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR