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サイドミラーのないレクサス発売 カメラに置き換え、量産車で世界初

» 2018年10月25日 16時32分 公開
[ITmedia]
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 トヨタ自動車が10月24日に発売した新型セダン「レクサスES」の最上級グレード「version L」には、サイドミラーをカメラに置き換えた「デジタルアウターミラー」がオプションとして設定されている。カメラで左右後方の映像を撮影し、車内のディスプレイに表示する仕組みだ。デジタルアウターミラーを採用した量産車は世界初という。

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 通常、サイドミラーが搭載されている車両のフロントドア外側に小型のアウターカメラを搭載した。ドアミラーに慣れたドライバーが違和感なく使えるよう、カメラが映し出す映像範囲は従来のドアミラーとほぼ同じ範囲に設定。ディスプレイの位置も、従来のドアミラーへの視線移動と限りなく同じ線上になるように配慮するなど工夫した。

 アウターカメラを鏡面ミラーより小型化したことで斜め前方の見通しも確保。カメラ部を雨滴が付着しにくい形状にしたほか、霜などが付着した場合はヒーターを作動させて除去できる。照度センサーにより、自動で輝度調整するディスプレイを採用。ウインカー操作やリバース操作に連動して表示エリアを自動で拡大させられるほか、スイッチ操作で、一時的に表示エリアを拡大することもできる。

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