コード決済サービス「PayPay」の20%還元キャンペーンが12月4日にスタートしたが、同日正午過ぎから障害が発生し、利用しづらい状態になったが、午後2時前に復旧した。キャンペーン目当てのユーザーによる利用が昼休みに集中し、アクセス過多になった可能性がある。
【更新:2018年12月4日午後4時45分 障害が復旧した旨を追記しました。】
PayPayは、ソフトバンクとヤフーが共同出資するPayPayが10月から提供しているモバイル決済サービス。ユーザーのスマホを使い、店頭のレジのQRコードを読み取って支払う形式だ。全国のファミリーマートやビックカメラなどで利用できる。
12月4日からは、支払額の20%をPayPayの電子マネーで還元するキャンペーンをスタートして話題に。Twitterには、還元を受けたユーザーが還元額を自慢する投稿が相次ぐなどし、PayPayがトレンド1位になっていた(関連記事20%還元「PayPay祭り」始まる Twitterに還元自慢 悪質な利用に対策も)。
ただ、利用者が集中したためか、4日昼前から、加盟店様向け管理画面「PayPay for Business」が利用できない状態になっていた。また午後0時45分ごろからは、ユーザー側のアプリも利用しづらい状態になっており、Twitterには、「PayPayの障害で決済できなかった」「二重決済された」「アプリが立ち上がらない」「チャージエラーが頻発し、二重チャージされてしまった」などの投稿が相次いでいた。
障害は午後1時56分ごろまでに復旧したという。同社によると、多重決済が起きた場合は、障害復旧後、決済した店舗で返金対応(決済のキャンセル処理)を行うという。
PayPayでは、3日にも障害が発生。同日午後4時40分ごろから5時40分ごろまで。サービスが利用できない状態になっていた。また11月24日にも、アプリで決済できない不具合が起きている。
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