四国八十八カ所霊場の1つとして知られる平等寺(徳島県阿南市)は12月25日、スマートフォンを活用したコード決済を導入したと発表した。寺にタブレット端末を設置し、参拝者はスマホからさい銭をキャッシュレスで奉納できる。
四国遍路で寺を訪れる外国人参拝者の増加を受けたもの。日本円に慣れない人でも小銭を用意せずにさい銭を奉納できるようにした。決済されたデータから参拝者の動向を可視化する狙いもある。現状はさい銭の奉納のみだが、今後はお守りや納経帳の購入、寺への寄進などの支払いにも対応を検討する。
決済サービスの導入にはNIPPON Tablet(東京都品川区)が協力し、タブレット端末を無料で提供。同社によれば、外国人参拝者をターゲットにしながらも、現時点では使える決済サービスは「Amazon Pay」と「d払い」のみ。希望があれば「WeChat Pay」や「Alipay」なども同じタブレットで使えるようになるという。
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