パナソニックは1月9日、同社初の床拭きロボット掃除機「Rollan」(ローラン、MC-RM10)を発表した。拭き取り部に回転式のローラーを採用し、常にモップのきれいな面で掃除するという。オープン価格で1月20日に発売する。
床のざらつきやべたつきなど「日常的な汚れ」の掃除を目的としたロボット掃除機。付属のモップをローラーに巻き付けると、5分半ごとに約30度回転する。「掃除終了まできれいな面でふけるため、汚れのふき残しを抑えられる」(パナソニック)という。
水拭き(ウェット)と乾拭き(ドライ)の2モードを搭載し、ウェットモード時は水を定期的に噴射してモップを濡らす。付属のモップは水洗いできる他、市販の使い捨てシートも使える。
掃除中は、直線的に壁まで移動し、コの字に折り返す動きを繰り返して部屋全体をカバー。マッピングなどは行わず、タイヤ回転数から移動距離を計算するオドメトリと本体の向き(角度)を検知するジャイロセンサーでおおまかな位置を把握するという。障害物や段差は赤外線センサーやバンパースイッチで検知、回避する。
内蔵バッテリーによる連続駆動時間は約1時間。ウェットモード、ドライモードともに1回で20畳までの部屋を掃除できる。
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