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さらばグラードン、「湖の街」の死闘(1/2 ページ)

» 2019年01月30日 16時32分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]

 スマートフォンゲーム「Pokemon GO」(ポケモンGO)で、1つの戦いが終わりました。伝説のポケモン「グラードン」「カイオーガ」のレイドバトルが1月29日早朝に終了。ともに「復刻」ではありましたが、グラードンは初の「色違い」実装とあり、2週間に渡って全世界の街角で熱いバトルが繰り広げられました。

 グラードンといえば、じめんタイプの中では圧倒的な強さを誇るポケモン。怪獣のようなルックスも人気です、個人的には真っ赤な通常色が気に入っていて、当初はあまり色違いを意識してはいませんでした。

 でも、見てしまったのです。

でかいサンド

 フレンド(同僚)が早々に「ドヤ相棒」に設定した色違いグラードン。鮮やかな黄緑色で、よく「でかいサンド」などと揶揄されますが、とんでもない。なかなかカッコイイ巨大サンドです。そんな色違いグラードンの魅力に取り憑かれ、過酷な戦いへと身を投じることになりました。

湖畔の同時多発ふ化

 最も激しい戦場は埼玉県の越谷市でした。ポケモンGOトレーナーならピンときたかもしれません。1月中旬、ポケモンGOの公式パートナーであるイオンが1週間限定で午後6時になると全てのイオン系列ジムで伝説レイドを実施するという粋なイベントを開催しました。そして埼玉県の越谷市には、イオン系だけで9つものジムが存在する巨大ショッピングモール「越谷レイクタウン」があります。

越谷レイクタウン駅
駅ほぼ直結の「越谷レイクタウン」

 広大な敷地を有する越谷レイクタウンは、まるでラスベガスのショッピングモールのよう。店舗や通路が全て巨大で、隣の建物に行くのに10分以上かかります。ちなみに名前の由来は治水施設として造成された「大相模調節池」で、その周辺に住宅街や大規模商業施設を誘致してニュータウンとしました。もちろんWikipediaの受け売りです。

レイクタウンという名前の由来になった巨大な「大相模調節池」。早めに現地に着いて少し観光しました

 午後5時。周囲のジムに一斉に黒タマゴが出現しました。私は連れと一緒に建物の一番奥にある3連ジムに陣取り、色変えバトルに参加しつつ“その時”を待ちます。

午後5時になると黒タマゴが一斉に出現

 午後6時、ついにその時がやってきました。多くのタマゴが同時多発的にふ化し、伝説ポケモンたちが現れる様子は圧巻です。

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