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任天堂とLINEが協業 「ドクターマリオ」スマホ版、初夏にリリース

» 2019年02月01日 11時32分 公開
[ITmedia]

 任天堂は2月1日、LINEとスマートフォンゲーム事業で協業すると発表した。パズルゲーム「Dr. Mario」(ドクターマリオ)をベースにしたスマホゲーム「Dr. Mario World」(iOS/Android)を共同開発し、日米などで2019年初夏にリリースする。

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 任天堂は15年からディー・エヌ・エー(DeNA)と協業し、スマホゲームの開発に注力。16年3月にリリースした「Miitomo」(18年5月終了)を皮切りに、「スーパーマリオ ラン」など任天堂のIP(知的財産)を生かしたタイトルを投入している。18年にはCygamesとも協業し、既存のIPを用いない新作タイトル「ドラガリアロスト」を公開した。

 任天堂の古川俊太郎社長は1日、同社の決算説明会で「(スマホアプリ事業では)今後も他社とのパートナーシップを積極的に検討していく」と説明した。複数のアプリを通じ、世界中のゲームファンが任天堂のIPに触れる機会を広げる考えだ。

 一方、任天堂は1月31日、開発中のスマホゲーム「Mario Kart Tour」(マリオカート ツアー)の配信時期を今夏に延期すると発表した。当初は19年3月までにリリースする計画だったが、アプリの品質向上、配信後のサービス内容拡充のため、延期を決めたとしている。

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