グリーは2月12日、フィンランド・Supercell Oyとその日本法人に対して、東京地裁に提起していた特許侵害訴訟と仮処分申し立てについて、2月9日に和解が成立したと発表した。グリーが保有する日本国内の特許について、ライセンスを提供する契約を結んだという。
係争の対象となっていたのは、「クラッシュ・オブ・クラン」「クラッシュ・ロワイヤル」を含む、Supercellが日本で配信中のゲームアプリ。これらのゲームについて、グリーが保有する特許を侵害しているとして複数の訴訟を提起していたが、グリーは訴訟の具体的な内容や和解内容の詳細について明らかにしていない。
Supercellはこの訴訟に関連して昨年1月、「クラッシュ・オブ・クラン」日本版の「レイアウトエディタ」機能を削除した一方、「特許権侵害の事実はないと確信している」などとコメントしていた。
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