ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

PayPayの100億円還元、最終日は471万人がアプリ起動 ヴァリューズ調査

» 2019年02月15日 19時49分 公開
[ITmedia]

 昨年12月13日、決済サービス「PayPay」の100億円還元キャンペーン最終日、約471万人がアプリを起動していた――マーケティング効果の調査会社・ヴァリューズ(東京都港区)がそんな分析結果を発表した。キャンペーン前の12月3日は104万人程度だったが、開始日の4日には約203万人と倍増。終了日は“駆け込み需要”が起きたとみられ、期間中の最高値を記録した。

photo アプリの起動ユーザー数(2018年12月)

 ヴァリューズが保有しているアンケートパネル(20代以上)のスマートフォン行動ログデータを使い、アプリのインストールと起動の回数を集計し、国内のネット人口に即してユーザー数を推測。PayPay以外の決済アプリ(LINE Payを除く)の行動ログも分析した。

 分析結果によれば、PayPayの100億円還元キャンペーンは、新規ユーザーの獲得にも大きく貢献。12月1日時点では10万人に満たなかった1日当たりのインストール数が、キャンペーン開始前日は約20万人、開始日は約50万人に膨らんだ。12月全体では約541万人の新規ユーザーを獲得したとみられるが、うち489万人がキャンペーン期間中に集中しているという。

photo インストールしたユーザー数(2018年12月)
photo アプリの月次ユーザー数推移(2018年)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.