富士フイルムは2月26日、スマートフォンなどで撮影した写真をクラウドに保存し、人工知能(AI)を使って整理・管理できるサービス「FUJIFILM PhotoBank」を2019年春に始めると発表した。「誕生日」「入学式」「花見」といったシーンごとに写真を整理し、見返せるようになるという。
どんなシーンで何が映っている写真なのかをAIが分析。約1000種類のキーワードから、「クリスマス」「笑顔」など写真に合ったものを自動で設定する。旅行などのイベントがあった場合は、その写真をまとめたアルバムも自動で作成する。
月5GBまで無料で使えるフリープランと、データ容量に合わせて値段が異なる有料プランを用意。有料プランは、25GB/税込190円から。
まずは19年春にスマホアプリ(iOS/Android)の提供を始め、夏にはWebブラウザ版も展開する。20年には保存された写真データから利用者の好みやニーズを推測し、提携企業のおすすめ商品を提案する仕組みも整える計画だ。
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