米Google傘下のYouTubeは2月28日(現地時間)、児童の安全保護のためのさらなる対策をとっていることを明らかにした。
同社は21日にも児童の性的搾取に関連する数千万本の動画へのコメントを非表示にし、400以上のチャンネルを停止したが、今回は3つの対策を追加している。
児童の性的搾取に利用されかねない数千万のビデオでコメントを表示できないようにしたが、年長の未成年者をメインにしたビデオであって、それが性的搾取に利用されるリスクを持つものであればコメントを停止する。規制対象から外れる少数のクリエイターについては、モデレーションツールを利用することで不適切なコメントが表示されないようにする。
これまでもポリシー違反のコメント削除を行ってきたが、性的搾取コメントを発見して削除する能力を2倍に高めた新しいコメント分類ツールを早期導入する計画だ。
ポリシーに違反して子どもたちに有害なビデオを制作するクリエイターには断固とした姿勢で臨む。問題のあるビデオについてはフラグを立てて知らせてほしいと述べている。
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