サイバーエージェントは3月12日、Flashベースのコミュニティーサービス「アメーバピグ」PC版を、今年12月2日に終了すると発表した。Flashが2020年末に終了することを受け、Flashを使わないサービスの技術検証を重ねてきたが「別の技術で完全再現することが困難を極めた」とし、「苦渋の決断」ながら終了を決めたという。
ユーザーからは「生活の一部になっていたので悲しすぎる」「ショックだ」「信じたくない」といった悲鳴が上がっている。
アメーバピグは、自分そっくりのアバターを作り、仮想空間で着せ替えや買い物、ゲームを楽しんだり、他のユーザーとコミュニケーションしたりして遊べるサービスで、2009年2月にスタート。テレビCMなどを通じてユーザーを集めた。スマートフォン版もリリースしているが、PC版は機能が一部異なっている。
「ピグライフ」「ピグワールド」などPC向けの関連サービスも終了するが、スマホ版ピグと、アバターコミュニケーションアプリ「ピグパーティ」は続ける。ピグパーティとAmebaIDを連携すれば、ピグの顔と「ピグとも」のデータは引き継がれるが、手持ちのアイテムや家具、アクションなどは引き継げない。
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サイバーエージェントが仮想空間 似顔絵アバターで遊ぶ「アメーバピグ」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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