オリエンタルランドは3月25日、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーで、人気アトラクションの待ち時間を短縮できる「ファストパス」を、発券機を使わなくてもスマートフォンアプリで取得できるようにすると発表した。今夏、導入する予定だ。
ファストパスは、アトラクション入り口付近の発券機で入手できるチケット。発券後、チケットに記された時刻に再び出向けば、列に並ぶ時間を短縮できる。ただ「トイ・ストーリー・マニア!」など人気のアトラクションでは、ファストパスを取得する際にも、発券機に長蛇の列ができることが多く、来園者が開園と同時に発券機に向かって走る“開園ダッシュ”が問題になっていた。
今夏からは、スマホアプリ「東京ディズニーリゾート・アプリ」を活用し、券売機を使わなくても、ファストパスを取得できる仕組みを導入する。操作画面など、詳しい内容は明かしていない。スマホを持っていない来園者のために、紙のチケットの発券も続ける。
一方、ネット上では、開園と同時にスマホアプリからファストパスを取得しようと、アクセスが殺到するのではないか、という懸念の声も上がっている。オリエンタルランドの広報担当者は「来園者がスムーズにファストパスを取得できるように、対策を検討していく」としている。
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