米Amazon.comが小型衛星によるグローバルなインターネット接続構想「Project Kuiper(カイパー)」に取り組んでいると米GeekWireが4月4日(現地時間)に報じ、Amazonもこれを認めた。
GeekWireの情報源は、ワシントンD.C.に拠点を置くKuiper Systemsに代わって連邦通信委員会が国際電気通信連合(ITU)に提出した申請書類。書類によると、3236基の低地球軌道衛星を配置し、北緯56度から南緯56度までをカバーする通信網を提供するという。
国連によると、現在世界で約38億人がインターネットに接続できない状態だ。
衛星による通信網構想は、イーロン・マスク氏の米SpaceXや、ソフトバンクが出資する米OneWeb、米Google、米Facebookもそれぞれ計画している。米Appleも参入するといううわさもある。
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