米陸軍、「HoloLens 2」ベースの軍事ヘッドセット「IVAS」プロトタイプを披露
米CNBCは4月6日(現地時間)、米陸軍が採用する米Microsoftの「HoloLens 2」ベースの軍事ヘッドセットについての体験記事を公開した。米陸軍の招待でプロトタイプを体験したトッド・ヘイゼルトン記者は、まるで(FPSゲームの)「コール オブ デューティ」のリアル版のようだったと語った。
このヘッドセットは、Microsoftが昨年11月に米陸軍省と交わした4億7900万ドルの技術契約「Integrated Visual Augmentation System(IVAS)」の下で開発された。IVASに関しては、Microsoftの従業員が反対しているが、Microsoftは今のところプロジェクトを推進していくとしている。
ヘイゼルトン記者が装着したヘッドセットはまだプロトタイプだったが、視野には自分の位置と同じ隊の隊員の位置が視覚的に分かる地図が実際の風景に重ねて表示され、頭の向きを変えるとリアルタイムで表示が変わり、ゲーム画面のようだったとしている。
また、暗い場所や噴煙で視界が悪い戦場でも人間(敵)を見つけることができる熱探知カメラも搭載されている。
このプロトタイプはまだサイズが大きく、装着したままヘルメットをかぶれないが、半年以内にサングラス程度のサイズに小型化する計画という。
IVASを担当する米陸軍のマーク・スティーブンス氏は、入札には米Magic Leapなど多数の企業が参加したが、頻繁な改良に対応できる企業としてMicrosoftを選んだと語った。
陸軍のマイケル・クロスビー少佐は、IVASのヘッドセットは、早ければ2022年には数千人の兵士が装着するようになると語った。
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