カプコンが5月7日に発表した2019年3月期(18年4月〜19年3月)連結決算は、売上高が1000億円(前期比5.8%増)、営業利益が181億円(同13.1%増)と増収増益だった。純利益は125億円(同14.8%増)で、2期連続で過去最高益を更新した。
主力のゲームタイトル「モンスターハンター:ワールド」は、プレイステーション4、Xbox One版に続き、PC版を投入したことで、累計出荷本数が全世界で1200万本を突破。同社の単一タイトルとして過去最高の出荷本数を記録した。また「バイオハザード RE:」が400万本超のヒットとなった他、「デビル メイ クライ 5」の人気が海外で定着するなど、デジタルコンテンツ事業の好調が増収増益に寄与した。
今後は、ダウンロード販売の強化やリピートタイトルの拡販などで、デジタルコンテンツ事業を継続的に成長させる方針。20年3月期(19年4月〜20年3月)連結業績は、売上高が850億円(前期比15.0%減)、営業利益が200億円(同10.2%増)、最終利益が140億円(同11.5%増)を見込む。
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