高山さんが昨年コスプレ姿を披露した「Saya」をはじめ、最近では3DCGで描かれたバーチャルモデルが続々と誕生している。「(バーチャルモデルは)理想の顔や服に似合うスタイルを作れるので、かなわないと思う」と高山さん。「『この仕事をしたい』という強い意志がないと、モデルやグラビアアイドルなどの仕事は、CGに代替されていくのではないか」と胸の内を明かす。
一方で、バーチャルモデルについて「ずっと先の未来では脅威になるかもしれないが、仲間意識を感じて応援している」とも話す。バーチャルモデルが注目されると、姿を似せるのが得意な高山さんにとって“仕事のチャンス”が広がるからだ。
最近では、動画の視聴者から「人間らしさが残っている」といわれるとショックを受けることもあるという高山さん。「さらに活躍できるフィールドを広げ、挑戦したい。(アンドロイドやバーチャルモデルの)技術が進展し、自分の仕事につながれば」と意気込んでいる。
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