呼びかけると遺影が出現、スマート仏壇「コハコ」 コンセプトモデル公開
故人の名前を呼びかけると遺影の写真が表示され、タッチセンサーに触れると「おりん」が鳴る──。こんな「スマート仏壇」のコンセプトモデル「コハコ」を、デザインスタジオのBIRDMANと映像制作の二番工房が公開した。
現代の家庭には、仏壇を置く「仏間」や、洋風のインテリアに合うデザインの仏壇がないことが多く、仏壇を置きづらいという事情がある。そこで両社は、どんな間取りやインテリアにも溶け込む仏壇を開発しようと考えたという。
位牌(いはい)に見立てたUSBメモリをコハコの中に入れると、7.9インチの円形IGZO液晶ディスプレイでUSBに保存された写真や動画データを再生できる。
コハコには、カメラやマイク、LEDタッチセンサー、アロマディフューザーなどを内蔵。仏壇の前に立つとセンサーが起動し、顔や音声認識で個人を判別するという。
故人の名前を呼びかけるとディスプレイに遺影の写真を表示する他、タッチセンサーに触れると「おりん」が鳴り、アロマが香るという。手を合わせると、モーションセンサーが反応して写真が変化する。
あらかじめ設定した日時に写真や動画を自動再生させたり、遺族が仏前に立ったときに自動でメッセージを流したりもできる。
本体サイズは200(幅)×200(奥行き)×280(高さ)ミリ。
BIRDMANと二番工房が発起人となり、映像制作のオムニバス・ジャパンが企画を、クリエイティブユニットのcolor.がプロダクトデザインを手掛けた。製品化に向け、製造、販売パートナーを募集しているという。
コハコは、8月20日から東京ビッグサイトで開催される「第5回エンディング産業展」に展示される。
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