トヨタ自動車が発表した「トヨタ・カローラ」(12代目 E21型)「トヨタ・カローラツーリング」(初代 ZRE212W型)と、今回から標準搭載となった「ディスプレイオーディオ」(DA)の標準機能「SmartDeviceLink」をチェックした。
グローバルモデルと同じGA-Cプラットフォームを採用しているが、日本仕様は道路状況を考慮して、全長、全幅、ホイールベースが短くなっている。
展示車両のエンジンは、バルブマチック「2ZR-FAE型」の第2世代で、カム作用角変更、圧縮比アップ、補機ベルト張力のメンテナンスフリー化などにより、燃費向上が行われている。
ダッシュボード周りは、2018年6月に発表された「トヨタ・カローラスポーツ」(初代 ZWE211H型)のデザインが踏襲されているが、アイシン・エィ・ダブリュが開発した、SmartDeviceLink対応ディスプレイオーディオ」(DA)が搭載されている点が新しい。
トヨタ・カローラツーリング」(初代 ZRE212W型)は、ステーションワゴン型カローラとして販売されてきた「トヨタ・カローラフィールダー」から名称変更されたモデルだ。
同時発売されたトヨタ・カローラ同様に、グローバルモデルと比べて、前後オーバーハングが短くなっている。
展示車両のエンジンは、3代目トヨタ・プリウス(ZVW30型)から採用され、4代目トヨタ・プリウス(ZVW50)で大幅改良された「2ZR-FXEハイブリッド型」が搭載されている。
ハイブリッド車も排気量が1.5リットルから1.8リットルにアップしたことで、シームレスな加速感が得られるそうだ。
トヨタ・カローラスポーツ(初代 ZWE211H型)も、ディスプレイオーディオ(DA)標準搭載に変更されている。
スポーツモデルといっても、フロント&リヤサスペンションなどの足回り強化とスポーツシート採用程度で、トヨタ・C-HRにも採用されているターボ付きダウンサイジングエンジン「8NR-FTS型」など低燃費エンジンしかトヨタ自動車は製造していない状況だ。
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