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» 2019年10月25日 09時34分 公開

GoPro HERO8 Blackを頭に乗せ、歩いて走って分かったこと(2/2 ページ)

[松尾公也,ITmedia]
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ハードの変化

 GoPro HERO8 Blackは、ソフトだけでなくハード的にも大きく変わっている。バッテリー、MicroSDカードスロット、USB-Cポート。これらが1つにまとまり、レンズのある正面から見て左サイドに集約された。

photo レンズ側から見て左側にバッテリーなどが集約された

 外部バッテリーの供給や、マイク用アダプターを差し込む場所が逆サイドになったので、HERO7 Blackまでの形状に合わせてシステムを組んでいたユーザーは大きな変更を余儀なくされる(自分だ)。

 広角(16〜34ミリ)、4K 30FPSで撮影したこの作例は、従来のUSB-Cマイクアダプターにピンマイクを差して、ヘルメットに装着してロードバイクで走ったものだ。そのためにはUSB-Cだけでなく、MicroSDカードもバッテリーもむき出しになる。これはちょっと怖い。

photo フタを外すと全てがむき出しに

 本来ならば、マイクアダプター機能を兼ねたメディアモジュラーがここに装着されるはずなのだが、予約開始が12月となっており、それまでは従来のマイクアダプターをつなぐ必要がある。そうすると、全裸状態になってしまい天候の変化を常に気にする必要が生じる。

 さらに、このバッテリーは従来のものと違って、カチッとはまらないことがある。形状は従来のものと同じ(引き出し用リボンの向きは逆)で、挿入することも電源を入れることも可能だが、全機能を使うことはできないという警告は出る。

 この新バッテリースロットは、押し込んでいたつもりが少し浮き出てしまい、そのために充電できていないということが何度かあった。走行中にバッテリーが外れる危険性もある。フタの裏にクッションがあるはその防止用だろう。

 いずれにせよ、現在の状態は「未完成」。USB-Cをポートを使って拡張していたユーザーにとっては、メディアモジュラーの登場まではおそるおそる使わざるを得ないという状況だ。ただ、フタをした状態の密閉性はHERO7より高く、スライドさせて取り外す方式はやりやすい。

photo 赤い部分が表示されるまで下に引くと、フタが取り外せる

 それでもこの最新GoProには魅力がある。機能的にはHERO7 Blackで完成された感がある安定化機能に磨きをかけ、「こりゃ本当にジンバルいらないな」と思わせるだけのものにしている。おそらく熱対策もされているだろうという期待もある(残念ながら、東京は一気に冷え込んでしまい、過酷な暑さの中でテストすることはできなかった)。

 ハード面でもう1つ、大きな変化は、マウントのビルトインだ。本体下部にGoProのマウントが内蔵され、必要なときに引き出して使う。これまではマウントを使うためには専用ケースを必要としていたのだが、その必要がなくなる。従来ここにあった、バッテリーとMicroSDカードスロットがサイドに移動したのはこのためでもある。

photo 左右のマウントを引き出して使うが、片方だけ引き出した

 最後にこれまた2.0になった移動型タイムラプス、TimeWarpで撮影した作例を。勤務先近くの四谷から自宅近くの上石神井まで、15キロくらいをシェアサイクル(HELLO CYCLING)で帰ったときの短縮動画だ。夕方から夜にかけて映像がどう変化していくかを参考にしていただけたら。

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