製品発表会では、「Speed × AI」としてAIを活用したリアルタイムイメージ処理を主張していた。ソニーらしい進化の方向だ。
ついでに夜の写真も。
ボディ内手ブレ補正は持っているけれども、さすがに画素数が多いので、ほんのちょっとのブレでも記録され、等倍で見るとそれが分かってしまうので、シャッタースピードを落として撮るときは注意したい。ちょっと早めに維持しておくよう気をつけるといいかと思う。
ISO感度は最高でISO102400までだが、画素数がぐっと上がった分ちょっと不利なのは否めない。α7R IIIと比べると、超高感度時のノイズはちょっと増えたが、それは等倍表示で見比べるからで、画素数が一気に増えた分、同じような大きさで見る分にはまったく感じない。
実は画素数より良くなったなと思ったのは操作感。
基本デザインは同じだが、細かい改良が非常に多いのだ。
最初に気づいたのはシャッター。シャッターの感触が全然違う。今までのα7はミラーレス機とは思えないくらいシャッター音やシャッター時のショックがあったが、それが抑制され、撮影時の微細な振動も気にならなくなった。この新しいシャッターは良い。
続いてボタンやダイヤルの配置は基本的に変わらないが、グリップの形状が見直されてホールド感が良くなると同時に、前ダイヤルが少し斜めになって回しやすくなった。
露出補正ダイヤルにロック機構が付き、不用意に回してしまうことがなくなった。背面のスティック(マルチセレクター)のデザインが変わり、親指でしっかり操作できるようになった。
各方向からの写真をどうぞ。
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