パナソニックは11月25日、ディープラーニングを活用した顔認証技術をクラウドサービス化したと発表した。同日から法人向けに、顔認証技術のAPIをクラウド上で提供する。顧客企業はスマートフォンアプリやWebサイト、入退管理システムなどに顔認証技術を組み込める。
パナソニックの顔認証技術は、サングラスやマスクなどで顔の一部を隠した状態、顔が斜めになっている状態、明暗の差が激しい環境などにも対応。費用は月額制で、顔を登録した人数(1人当たり5円)と認証回数(1回当たり1円)に応じた料金がかかる(いずれも税別)。
パナソニックのB2B向けIoTサービス「μSockets」(ミューソケッツ)の一機能として提供する。同社は「複数拠点での入退管理や、拠点内の移動の効率化、なりすましなどの防止にも活用できる」としている。
顔認証でビルに“顔パス入館” 精度99%超 「SNOW」のSenseTimeが技術協力
成田空港“顔パス”で搭乗OK 20年春スタート 顔認証端末を公開
顔認証で展示会の不正入場防ぐ実証実験 パナソニックが「CEATEC 2018」で
私たちの「顔情報」はどう守られている? 生体認証のハナシCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR